複数の準一流を磨く

複数の準一流を磨く

元読売巨人軍の桑田真澄氏に関する文章をたまたま目にしました。

PL学園に入学した当初は全く力が通用せず、猛練習を重ねても周りとの差は縮まらず、監督から野手への転向を指示されボール拾いの毎日だったそうです。

そこから、桑田選手は身長・パワー等どうにもできない事は諦める。自分でできる事は、ピッチャーとして相手の癖や傾向を研究しようと結論を出します。それから、相手の表情からバッター心理を読み取り、相手を打ち取るコツを身につけようと決心。そこから球拾いの毎日だったのが、ある日ライトからの返球をコーチに見出され、特訓を受け、レギュラーになり1年生で甲子園優勝投手に。それからは皆が誰も知る大投手へ。

ご本人曰く、【自分には1つだけ才能があった。それは努力を重ねるという才能だ。素質・才能は大したことは無いと思っていたので努力をコツコツ積み重ねてきた。無茶な練習の代わりに23年間、毎日50回とか一日10分とか練習を続けてきた。練習は量では無い】との事です。

一流の強みは無くても複数の準一流を磨いて総合力を上げる思考は非常に重要ですね。

人・物・金 どれも会社経営には欠かせません。どれも常に平均点以上を狙いにいき、常に会社としての総合力をあげていかねばならない。

その上で、我社が勝てる分野はどこなのか・競合他社と勝負して勝てる領域はどこなのかを常に把握して突き進んでいきたいと思います。

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