小倉 昌男 経営学
ヤマト運輸の前2代目社長小倉 昌男(おぐら まさお)さんの本を読みました。そのなかで特に経営リーダーの条件という所が勉強になりました。小倉さんは確かクリスチャン。信じる物がキリストだろうが、何だろうが、何かを信じ切って邁進する力ってのは非常に強く大事ですよね。僕は僕の信念をひたすら変えず経営して行こうと思います。
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この本で挙げられている経営リーダーの条件は、論理的思考・時代の風を読む力・戦略的思考・攻めの経営・身銭を切る姿勢・高い倫理観の6つでした。読んで僕なりに受け取ったことを、いくつか書いておきます。
まず論理的思考。経営は予測と計画の積み重ねなので、情緒でものを考える人は向かない、という指摘です。予測は当たらないものと思われがちですが、計画段階だけでなく実行しながら条件を調整していけば、そこまで外れないものだ、と。これは実感としても分かります。
戦略と戦術は別物だという整理も明快でした。人を減らせば人件費は下がるが営業力は落ちる。増やせば逆になる。いまどちらを取るかは戦術ではなく戦略の判断だ、という例が挙げられていて、経営者が戦術レベルの発想に留まってはいけない理由がよく分かりました。
攻めの経営については、需要はあるものではなく、つくるものだ、と。守りに入ればじり貧になる。
そして身銭を切る。もらうべきものはもらう。ただし部下に飲ませる時は自分のポケットマネーで払う。ここまで書かれていることに驚きましたが、その通りだと思います。
最後に高い倫理観。企業の目的は永続することであり、利益はそのための手段にすぎない。企業の存在意義は、地域に有効な財やサービスを提供し、人を雇って生活の基盤を支えることに尽きる——ここがいちばん胸に残りました。
(『小倉昌男 経営学』より)
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小倉昌男 経営学/日経BP社

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野村 剛|株式会社オルガロ 代表取締役(2009年創業) → プロフィール