『GIFTED』(小野 伸二著)を読んで
今年現役引退されたサッカー選手、小野伸二選手の著書『GIFTED』。
いやー。この本は最高でした。サッカーを高校までやっていた身としては、とにかく最高の本でしたね。
- ●10人兄弟の5男として生まれてから、サッカーが大好きで、清水商業高校時代の話
- ●浦和レッズに入団する経緯
- ●レッズ入団からフェイエノールトに移籍する話
- ●フェイエノールトからレッズに戻ってきて、ドイツのボーフムに移籍する話
- ●エスパルス時代のゴビド監督の話や、オーストラリア、コンサドーレ札幌、琉球、最後のコンサドーレのエピソード
- ●その他アジア1次予選の大怪我の話等、サッカーファンなら、夢中であっという間に読めてしまいます。
僕のイメージ、小野伸二選手は、生まれながらの天才サッカー選手というイメージでしたが、勿論、天才的なサッカーセンスを持っている方なのですが、とにかく人柄が最高ですね。本を読むだけでも周りから愛されている・好かれている印象が伝わります。
後は考え方。例えば、自分のプレーに批判的な意見やコメントも、最初は受け入れる事が難しい心境ではあるものの最後までかならず批判的なコメントを読んでいくと、物凄く自分を見てくれている事が解り、自分にとって、言ってくれる人・批判してくれる人こそが大事なのでは無いかと思うようになったそうです。
そして、そういう意見もあるのか、この指摘点もあるのかと思えるようになったという箇所。これは経営者含め全ビジネスパーソンにも必要な考えですね。
自分にとって耳が痛い事を言ってくれる人、注意してくれる人は貴重です。その注意・指摘にイラッとせず、感情的にならず、どれだけ冷静にその意見を聞いて、自分の直すべき所は直して、改善して、成長して、結果顧客に結果をもたらす。これが重要だなと思います。
やはりスポーツで成功する人は、技術は勿論ですが、人間性・考え方も成功するべくして成功しているのだなと思いました。
後は、やっぱり、小野伸二選手はサッカーが大好きであるという事。本には、なぜサッカーが好きなのか。それは人に喜んでもらえる。感謝ができるからだと。
仕事でも同じ事が言える状況になると楽しいですよね。僕は自分で経営して15年目になりますが、自分の仕事が好きかと聞かれると大好きだと即答できます。
成果報酬型・成功報酬型の営業支援事業も、ポテンシャル採用・未経験からの転職エージェント事業も、サービスを提供していて、相手に喜ばれる事しかありません。相手に喜ばれる事が仕事ですから、こんな楽しい事はありません。
とにかく、最高の本でした。今年ももうすぐで終わりですが、最後までお客様の為に突っ走ります。
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