労働分配率と生涯年収

労働分配率と生涯年収

僕は働くメンバーがやりがいを感じて尚且つ高いリターン得る事ができる会社を目指して経営してます。それも適正水準の労働分配率を維持しながら。

労働分配率とは、付加価値(粗利という認識で良いと思います)に対しての人件費の割合を示す指標です。会社が新たに生み出した価値のうちどれだけ人件費に分配されたかを示す指標です。

労働分配率は人件費を付加価値で割って出せます。業界によって労働分配率の適正水準は変わってきますが、僕達の様なネットサービスや広告を扱ってる会社だと50%位が目安になりますかね。製造業だと30~40%位でしょうか。

どんなに売上があっても利益が上がらなければ意味無いし、それが皆に還元できない会社なんか
経営してもしょうがないと創業してからずっと思い続けてます。

他にも理由はありますが、働くメンバーに還元できる会社、最高のESを提供できる会社を作りたくて
今の会社を創業した訳ですから。

ただこれは自分で付加価値を出せる人のみで会社を構成してるとの前提です。僕達の会社は誰一人として付加価値を出せない人間は居ません。勿論付加価値を出せるサービスは用意してますよ。その上での話です。

ベンチャーだからこそ付加価値を出せば可能な限り高リターンを取れる様にしないといけない。明日の保証が全く無い状況で、付加価値出してるのに還元が低くてリターンが低い会社だったらやってられない。

リターンとは何?って話ですが、僕は先ずは報酬だと考えてます。

大卒のサラリーマンが38年働いて稼げる生涯年収が平均年収450万で計算したら1億7千万位か。
上場企業だと3億位まで伸びて、総合商社とか放送マスコミとかだと5億位いきます。

今の僕は30年先とか全く想像できない。半年先も予測できない状況です。勿論勝算はあって会社を経営しておりますが。感覚的にはそんな感覚です。

だからこそ僕には短期スパンで5年位、長くても10年間の間でウチの会社のメンバーが最低でも大卒の生涯年収分の1億7千万から最高5億位を手にできる環境とビジネスモデル、報酬体系を提供し続ける義務があります。

何の保証も無い会社に飛び込んで全てを賭けて勝負してる会社のメンバー達。そんな彼らが得られるリターンがそれ位無かったら話にならないと僕は思う。ただ何度も言いますが労働分配率は適正水準を維持していきます。 なので皆が高付加価値を出し続ける必要があります。

だから僕の会社で働くメンバーは僕含めて日々平均的なビジネスマンの方より倍働くし、徹底的に効率・高収益化を図ってそして絶対に成果を出し続けないといけない。

僕達の会社の終わりがいつ来るか解りません。だから働けるウチに働くだけ働く。常に危機感を感じながら、毎日毎日、毎月毎月と結果を出し続けて、最速の成長・成果を求めて生きていく。

これが僕達のスタンスです。