スタートアップ企業の平均年収630万

スタートアップ企業平均年収630万

12月7日付の日経新聞の記事で興味深い内容がありました。スタートアップ企業の平均年収が今年には630万円台になるとの内容です。上場企業の水準よりも上がりそうですね。

以下記事抜粋です。

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・スタートアップが優秀な人材確保に向けて待遇改善に動いている。日本経済新聞社がまとめた2021年の「NEXTユニコーン調査」では、2020年度の平均年収は上場企業の平均に匹敵し、21年度は630万円と5%(29万円)増える見通し。

・調査で回答のあった188社のうち、その後上場承認を受けた企業などを除いた184社を対象とした。21年度と20年度の平均年収を聞いたところ105社が答え、20年度は601万円となった。東京商工リサーチが上場企業2459社を対象に調べた20年度の平均年収は603万円

平均年収を上げる理由(複数回答)を聞いたところ、61社と最も多かったのが「優秀な人材を採用するため」で、「業績が拡大したから」(46社)を上回った。上位の顔ぶれを見ると、デジタル関連の企業が目立つ。

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設立10年以内で時価総額1,100億円以上の非上場企業をユニコーンと呼びますが、ユニコーン企業及びユニコーンを狙える評価のスタートアップ企業の待遇は、国内上場企業の平均年収を超えそうな勢いです。

勿論上場企業の中には、福利厚生(退職金等含む)が厚い企業もあるので、単純な比較はできませんが、年収ベースの給与水準だけで考えると、スタートアップ企業の給与水準は、上場企業とひけを取らない内容になっています。スタートアップ企業も様々な会社があるかと思いますが、一つの指標として、ユニコーン企業を目指せる・ユニコーンレベルのスタートアップ企業での年収面は、チャレンジする上で問題ないレベルになってきているかと思います。ここに、ストックオプション等も付与されると更にチャンスが増えます。

弊社でも、スタートアップと呼ばれる企業からの営業支援のご相談も多いですし、実際に支援をしてきました。数社は上場を果たしました。スタートアップ企業に対しては成果報酬での営業支援・営業代行事業との相性が非常に良いです。限られた予算内で、成果を出しにいく姿勢が弊社の成果報酬の営業支援サービスと考え方がマッチしていると思います。数社上場した企業様の事例を見ると、コールドコール、いわゆる新規テレアポ・電話営業からのアポイント獲得率・商談獲得・リード獲得率が、少なくとも2%以上出ていた気がします。やはり、時代のニーズを上手く掴んでいるサービスだからだと思います。通常はテレアポからのアポイント獲得・リード獲得率は1%位です。

採用面に関しても、相談を頂くケースがあります。スタートアップ企業の採用ですと、即戦力人材をスカウト・ヘッドハンティング等で採用するケースが多いのですが、一部、未経験・ポテンシャル枠での採用を実施しているケースもあります。弊社には未経験枠・ポテンシャル枠での人材紹介の依頼が多いです。実力さえあれば採用に至るスピードは凄く早いです。

ポジション毎に求められる実力の定義は変わりますが、いずれにしても、これからの時代、上場企業と有望スタートアップ企業の年収面の違いは無い状況になってきましたので、

いつでもどの会社でも求められる・転職できるビジネスパーソンになる為に日々スキル・経験を積んで実績を出す必要がありますね。それこそが最大の安定だと思います。