エコノミックヒットマン                            

エコノミックヒットマン                            

エコノミック・ヒットマン 途上国を食い物にするアメリカ/ジョン パーキンス

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最近読んだ本の中で面白かった本。アメリカの外交政策の一部を知るには是非お勧め。まあアメリカは昔から景気が悪くなると戦争起こすよね。そんで戦争初めて、大体当時の政権の権力者が絡んでる会社が戦地行って復興やら警備やらで儲かるようになってる。その辺りのスキームがこの本に良く書いてある。

金融が発達したのはイタリアのルネサンス時代だった気がするが、当時のヨーロッパで頻繁に戦争が起こってて、戦争する国が資金の調達の手段として国債を発行する様になり、そこの発行業務やらブローカー業務やらを殆ど牛耳ってたのがロスチャイルド家でと。国動かせちゃうからね。それでロスチャイルド家はバブちゃって、今に至ると。

昔から戦争とお金は切っても切れない関係だった。だから結局さ、ここでもパレートの法則感じるんだよな。

一方ではお金儲かるからと戦争とかしかけて、一方ではそんな背景は何もしらず、普通に兵隊として戦争行く。

こういう事って今の社会・組織にも良くある話だと思わない?知ってる知らないで大分物の見方変わるし。

まあそういう意味でも、会社勤めてた時代に、上司・先輩達に業界の質問とか時事の質問されて、答えられなかった日には、お前マジやばいよ。知らない事は恥だ。この馬鹿野郎パンチ!  みたいな感じで本気で怒って頂いたのが本当良かったグッド!