衰退の5段階 - 『ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階』ジム・コリンズ (著)を読んで

衰退の5段階 – 『ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階』ジム・コリンズ (著)を読んで

先週末『ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階』ジム・コリンズ (著)を読みました。

企業の衰退の5段階を要約すると


1段階 成功から生まれる傲慢
2段階 規律なき拡大路線
3段階 リスクと問題の否認
4段階 一発逆転の追求
5段階 屈服と凡庸な企業への転落

1段階の現象
・成功を収めてきたのは当然だと考え、圧倒的な不利な条件の中で、思わぬ幸運に恵まれたか、一時的なものだとは考えず、必死に努力した結果だとすら考えない。

・会社が何かを行う決定を下しても、あるいは何かを行わない決定を下しても、それにはほとんど無関係に、成功が続くと信じるようになる。

2段階の現象
・持続不可能な成長の追求と、大きさと偉大さの混同。成功を収めると、さならる成長を求める圧力が生まれ、期待の悪循環がはじまる。人々も企業文化も、システムも極限に追い込まれる。卓越した短期的業績を、つねに達成する事ができなくなり、組織にほころびがあらわれるようになる。

3段階の現象
・容易に利益を得られる事による、コスト面の規律の緩み・官僚制による規律の破壊。自分の仕事を、責任によってではなく、肩書きで考える見方が強まる。

4段階の現象
・特効薬の追求 抜本的な改革、運命の計画を実行に写し、会社のほぼすべての側面を変革するかくつがえし、基本的な強みを損なうか放棄する。

5段階の現象
・混乱と皮肉な見方。組織の存在理由が何なのかを、従業員が簡単に語る事ができなくなる。会社はどこにでもある並みの職場にすぎなくなり、給料のために働く場にすぎなくなる。


文章で読むだけでも、このパターンに陥ると、間違いなく衰退するイメージが湧きます。私自身も過去に上記の段階を経験しました。特に2と3の段階です。全て原因は自分。

戦いで重要な点は、生き残る事では無い。世界のうち関係した部分に特有の影響を与え、しかも優れた業績をあげながら、そうした影響を与えるので、存在しなくなれば大きな穴ができ他の組織が簡単に埋めるというわけにはいかない、そういう企業を築く事。

僕はこの10年間、会社が生き残る事と、顧客満足度を強く意識して経営をしてきました。会社は、世の中に必要とされる存在にならないと駄目です。

完全成果報酬型営業支援・営業代行事業も、ポテンシャル採用・未経験からの転職エージェント事業 / 人材紹介事業も、ただ普通のサービスを他社と同じ内容で提供しているだけでは意味が無い。それだと大手に勝てない。

市場環境が良ければ、何とかなるかもしれませんが、市場環境が悪くなれば、普通のサービスしか提供できない会社は終わります。圧倒的に日本で一番の顧客満足度を提供できるサービスを提供しないと、未来が無い。

毎日毎日数々のお客様にお会いして、日々、今よりも良い営業支援のサービスは無いか、営業代行としてもっと良い提案ができないか。採用支援・人材紹介サービスに関しても本当に喜ばれるサービスとは。そんな想いを持って、常に会社を経営しています。

営業代行・営業支援を成功報酬で提供する事により、クライアントが喜び、潤い、経済を活性化させる。引き続き日本一の満足度を追求します。

採用支援事・人材紹介業は、採用企業も、転職希望者にとっても日本で一番の満足度を追求します。僕なりの答えはあります。今のサービスを更に発展させていきます。

本日は月末です。多くのお客様と会社に関わる全ての人達のおかげで今があります。

長くなりましたが、日本を支えている企業・すべてのビジネスパーソンに対して、圧倒的な満足度を追求していきます。


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