格差社会の現実と経営者の覚悟。利益追求の先にある「身近な人を幸せにする」という使命
先日、アメリカの経済誌『Forbes(フォーブス)』が発表した長者番付のデータを見ていました。
そこには、一般の感覚からは想像もつかないような「桁違い」の数字が並んでいます。
今回は、この長者番付のデータと、日本の公的な統計データを照らし合わせながら、私たちが生きている「世の中の現実」と、格差が広がる社会における経営者としてのスタンスについてお話ししたいと思います。
桁違いの資産を持つ世界の富豪たち
まず、世界のトップ富豪たちの資産額を見てみましょう。(※1ドル76円換算での試算)
- ビル・ゲイツ:590億ドル(約4兆4,840億円)
- ウォーレン・バフェット:390億ドル(約2兆9,640億円)
- ラリー・エリソン(オラクル):330億ドル(約2兆5,080億円)
Googleの創業者たちやFacebookのマーク・ザッカーバーグも、兆単位の資産を保有しています。
一方、日本のランキング(同時期のデータ)を見ると、トップクラスでも数千億円規模。世界との桁の違いに驚かされます。
しかし、私が注目したのは、こうした「上」の数字だけではありません。
日本の国内データに目を向けると、非常に興味深い、ある「一致」が見えてくるのです。
日本の「富裕層」と「生活保護受給者」の奇妙な一致
あるレポートによると、日本で金融資産8,100万円以上を保有する「富裕層」の世帯数は約153万世帯。
これはアメリカに次いで世界第2位の多さです。
一方で、厚生労働省のデータを見ると、生活保護を受けている世帯数は約145万世帯(人数にして200万人以上)。
気づかれましたでしょうか。
「富裕層の世帯数」と「生活保護受給世帯数」が、ほぼ同数(富裕層が若干多い)なのです。
これが日本の縮図である
片や莫大な資産を持つ層がいて、片や国からの支援を必要とする層がいる。
その数が拮抗しているという事実。
生活保護の支給額(例:都区部の標準3人世帯で約16万円前後)と、富裕層の資産。
このコントラストこそが、現代社会の紛れもない現実であり、世の中の歪みの一端を示しているのかもしれません。
格差社会だからこそ「汗をかく会社」でありたい
世の中の格差は広がっています。これは事実として受け止めるしかありません。
その上で、どう生きるか。
私は「営利法人」という、利益を出すことを目的とした会社を創業し、仕事をしています。
ビジネスの世界に身を置く以上、「利益は永久に、可能な限りとことん追求する」。
このスタンスに変わりはありません。
ただし、「儲かれば何をしても良いのか」というと、それは絶対に違います。
やはり、世の為になる事業を展開して、人に喜ばれないといけない。
誰かを不幸にして得た利益に価値はありません。
まずは「身近な人」を幸せにすることから
格差が激しく、歪みもある世の中で、私たちにできることは何か。
それは、「まずは身近な人たちを幸せにしていくこと」だと考えています。
お客様、社員、パートナー企業様、家族。
手の届く範囲の人たちに喜んでもらえることを全力で行い、その対価として利益を出していく。
まだまだ未熟者ではありますが、この姿勢が重要なのではないかと強く思います。
- 自分たちが努力をして、周りの人たちのために汗をかく。
- その結果として、相手に喜んでもらい、感謝される。
- それが利益となり、会社が成長し、さらに多くの人を幸せにできる。
この「善の循環」を、どれだけ大きくしていけるか。
これこそが、株式会社オルガロの挑戦です。
世の中の現実はシビアですが、私たちは私たちのやり方で、汗をかき、誠実に成果を積み上げていきます。