「入った先にあるキャリア」を伝える
求人の数が多く条件では差がつきにくい販売職で、「入った先にあるキャリア」を企業側から聞き出してお伝えした事例です。
販売職の採用は、条件では差がつきません
販売職は求人の数が多く、勤務地・シフト・給与といった条件だけで比べられると、どの求人も似て見えます。差がつくのは「この会社で働くと、どんなキャリアが開けるのか」を語れるかどうかです。そしてそれを語るには、企業側から聞き出す必要があります。
| 業種 | 人材サービス(人材派遣・人材紹介) |
|---|---|
| ポジション | 販売職 |
| ご要望 | 一度きりではなく、継続して人材を紹介できる関係をつくりたい |
| 弊社の打ち手 | 「募集要項」ではなく「入った先にあるキャリア」を企業側から聞き出し、求職者にお伝えしてご紹介 |
| 結果 | 数年にわたり、複数の方の就業が決定しています |
ご相談の背景
人材サービスを手がけられている企業様から、販売職の採用についてご相談をいただきました。
この企業様が求めておられたのは、単発のご紹介ではありません。継続して人材をご紹介できる関係でした。採用ニーズが途切れずに発生するため、毎回ゼロから会社説明をやり直すのではなく、理解したうえで動けるパートナーを探しておられました。
課題は「求人が横並びに見える」ことでした
販売職は募集の母数が多い職種です。求職者の方が求人サイトを見ると、条件のよく似た求人が並びます。この状態では、給与が数千円高いかどうかで選ばれることになります。
ただ、実際に入社してからの満足度を左右するのは条件だけではありません。どういう店舗で、どういうお客様と向き合い、その先にどんな役割があるのか。そこが伝わっていないまま入社すると、条件が理由で入った方は条件が理由で辞めます。
弊社が行ったこと
1. 「入った先にある未来」を企業側に伺いました
まず企業様に伺ったのは、募集要項ではありません。
販売職として入った方が、その後どのようなキャリアを築けるのか。店舗の運営に関わっていく道があるのか、教育や採用の側に回る道があるのか、別の職種に移る道があるのか。実際にそうやってキャリアを広げた方がいるのか。
そして、この会社で働くことの強みは何か。他社にはない部分をどう説明できるか。ここを言葉にできていれば、条件の勝負から抜けられます。
2. それを求職者の方にお伝えしました
伺った内容を、ご紹介する求職者の方にそのまま共有しています。求人票の条件面ではなく、「この会社に入ると、こういう道が開ける」という部分です。
販売職を希望される方の中には、接客そのものが好きな方もいれば、いずれ店舗運営や本部業務に進みたいと考えている方もいらっしゃいます。どちらの方にとっても、その先の道が見えているかどうかで判断が変わります。
3. ご紹介を重ねて、精度を上げました
一人目のご紹介がうまくいくと、二人目以降の精度が上がります。その会社に合う人の輪郭が、弊社の側にも蓄積されるためです。
入社された方がどう活躍しているかを企業様に伺い、それを次のご紹介に反映しています。企業様にとっても、毎回ゼロから会社説明をする必要がなくなります。
結果
数年にわたり、複数の方の就業が決定しています。単発で終わらず、継続してご相談をいただける関係になりました。
この事例から言えること
人材紹介の質は、紹介した人数ではなく、同じ企業から再依頼が来るかどうかに表れます。合わない方をご紹介していれば、二度目はありません。
そして継続するほど精度が上がるのが、この仕事の性質です。だからこそ弊社は、最初の一人目に時間をかけています。
よくあるご質問
Q. 販売職のように応募が集まりやすい職種でも、依頼する意味はありますか。
応募の数と、定着する方の数は別の話です。条件だけで比較されて入社した場合、条件を理由に離職される可能性が残ります。弊社は「この会社で働くとどんなキャリアが開けるか」を企業様から伺ってお伝えするため、判断の材料が条件以外にも増えます。
Q. 継続してお願いすることはできますか。
できます。むしろ継続していただくほど精度が上がります。入社された方がどう活躍されているかを伺い、次のご紹介に反映していくためです。同じ企業様から数年にわたってご相談をいただいている例が複数あります。
Q. 費用はどうなりますか。
初期費用・月額固定費はいただいていません。ご入社が決まった時点で成果報酬が発生する形です。料率や条件はポジションによって変わるため、ご相談のうえで決めています。
ほかの採用支援の事例は、採用支援の導入事例にまとめています。求職者の方向けの情報は転職支援の特徴とご相談の流れをご覧ください。