未経験転職・ポテンシャル採用ノウハウ⑩ 覚悟を決める

◆覚悟がある人と、ない人で、入社後がまったく違う
未経験・ポテンシャル採用で転職した方の心構えは、大きく二つに分かれます。
ひとつは、未経験で入ったからには何があっても続けると決めている人。この方は、合わない上司がいても、自分のキャリアと強みを作るという目標に向かって踏みとどまれます。
もうひとつは、その覚悟がないまま入った人。仕事で辛い状況になると、また転職しようかと逃げ道を探し始めます。そして実際に動いてしまいます。
◆覚悟とは、具体的には何を決めることか
精神論ではありません。決めておくべきことは三つです。
ひとつ、条件が一度下がる可能性を受け入れること。未経験で職種を変えるなら、年収や会社規模が横ばいか下がることは十分あります。ここを曖昧にしたまま入ると、入社後に必ず揺れます。
ふたつ、いつまで踏みとどまるかを自分で決めること。合わなければすぐ辞めるのではなく、この期間はやりきると先に決めておく。判断の基準を、感情ではなく時間に置き換えておくということです。
みっつ、何を身につけて出るのかを決めること。この会社で何を得るのかが決まっていれば、目の前の辛さが目的に対する経過なのか、それとも無関係な消耗なのかを判断できます。
◆転職歴の多さは、書類選考で確実に不利に働く
覚悟が決まらないまま動くと、転職を繰り返すことになります。そして転職歴の多さは、書類選考で不利に働きます。
採用側は「すぐに辞めてしまうのではないか」「厳しい業務に耐えられないのではないか」と考えます。会社の倒産など、誰が見ても納得できる理由があれば別ですが、そうでなければ回数そのものが判断材料になります。20代であれば経験の浅さも重なるため、なおさらです。
◆すでに回数が多い場合はどうするか
ここは正直にお伝えします。回数を消すことはできません。できるのは、一本の筋を通すことです。
それぞれの転職に共通する動機があるなら、それを言葉にする。結果として何が積み上がったのかを説明する。「その都度きつくなって辞めた」ではなく、「この方向に進むために動いてきた」と説明できれば、回数の印象は変わります。
そして次の一社で、その筋を実際に通すことです。
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