天才・小野伸二『GIFTED』に学ぶ。才能よりも大切な「愛される力」と「批判を力に変える思考」
今年、現役を引退されたサッカー界のレジェンド、小野伸二選手。
彼の著書『GIFTED』を読みました。
いやー、最高でした。
高校までサッカーをやっていた身としては、ページをめくる手が止まりませんでした。
今回は、この本から学んだ「天才の裏側にある人間性」と、私たちビジネスパーソンにも通じる「成長のヒント」について書きたいと思います。
『GIFTED』小野伸二 著

本書には、サッカーファンなら垂涎のエピソードが満載です。
- 10人兄弟の5男として生まれ、サッカーに明け暮れた少年時代
- 浦和レッズ入団から、オランダの名門フェイエノールトへの移籍
- ドイツ・ボーフム時代、怪我との戦い
- コンサドーレ札幌、FC琉球での挑戦
「天才・小野伸二」の華麗なプレーの裏側にあった、数々のドラマが描かれています。
天才を天才たらしめる「人間力」
僕の中での小野選手は「生まれながらの天才」というイメージでした。
もちろん、天賦の才(GIFTED)を持っていることは間違いありません。
しかし、この本を読んで強く感じたのは、彼の「人柄の良さ」です。
文章の端々から、彼がいかに周囲から愛され、好かれているかが伝わってきます。
そして、特に感銘を受けたのが彼の「考え方」です。
批判を「自分を見てくれている証」と捉える
誰だって、自分への批判的な意見やコメントを見るのは辛いものです。
最初は受け入れることが難しい。
しかし小野選手は、批判的なコメントも最後まで読み、こう考えるようになったそうです。
「ここまで細かく指摘してくれるということは、ものすごく自分を見てくれている証拠だ。
耳の痛いことを言ってくれる人こそ、大事な存在なのではないか」
これは、経営者を含め、すべてのビジネスパーソンに必要な姿勢だと思います。
注意や指摘をされた時、イラッとしたり感情的になったりしていませんか?
どれだけ冷静に意見を聞き、自分の直すべき所を直し、改善して成長できるか。
批判を「自分を成長させてくれるきっかけ」と捉えられるか。
この思考ができる人は、経営者だろうが、勤め人だろうが、どの組織からも、どのお客様からも間違いなく欲しがられます。
これはある種の「才能」と言ってもいい素晴らしい能力です。
技術は練習で身につきますが、この「素直さ」や「成長マインド」は、その人の根幹を成す価値そのものだからです。
「人に喜んでもらえる」ことが仕事選びの基準
そしてもう一つ。
小野選手がなぜこれほどサッカーが好きなのか。
それは、「人に喜んでもらえるから。感謝ができるから」だと語っています。
これは経営においても、また転職などキャリアを考える上でも、すごく重要な要素ではないでしょうか。
経営者でも、会社員だとしても、仕事を選ぶ上で「誰に、どんな喜びを提供できるか」という視点は不可欠です。
転職を考える際も、条件や待遇だけでなく、「自分はここで誰を喜ばせることができるか」を考えると、進むべき道が見えてくる気がします。
私は経営して15年目になりますが、「自分の仕事が好きか?」と聞かれれば「大好きだ」と即答できます。
私たちが提供している「完全成果報酬型の営業支援」も、「ポテンシャル層の人材紹介」も、サービスを提供することで相手に喜ばれることしかありません。
お客様の売上が上がり、求職者様が良い仕事に出会う。
「相手に喜ばれることが仕事」なのですから、こんなに楽しいことはありません。
転職支援が生む「喜びの連鎖」
特に、転職支援も本当に喜ばれる仕事です。
紹介を中心に素晴らしい求職者の方をご紹介いただき、お会いする。
そして、その方が新しい職場で活躍し、社内で「良い人が来てくれた」と喜ばれる。
さらに、その方が活躍することで、その会社の取引先にも喜ばれる。
この「喜びの連鎖」を産み出せることこそ、私たちの仕事の真価だと感じています。
まとめ
とにかく、最高の本でした。
小野選手のように、技術(スキル)と人間性(マインド)の両方を磨き続けたいと思います。
今年も残りわずかですが、最後までお客様のために、そして「人に喜んでもらう」ために突っ走ります。