イーロン・マスクに学ぶ「狂気的な切迫感」と成果報酬。不可能を可能にする仕事術
最近、ウォルター・アイザックソン著の『イーロン・マスク』を読みました。
上下巻で800ページほどある大作ですが、あまりに内容が濃く、あっという間に読み終えてしまいました。
PayPal、スペースX、テスラ、X(旧Twitter)。
世界的な企業を次々と創業し、常識を覆し続ける彼の頭の中はどうなっているのか。
この本には、その狂気とも言える「仕事への姿勢」が赤裸々に描かれていました。

【2024年5月時点】マスク関連企業の業績と立ち位置
本書を読み解く上で、彼が関わる主要企業の「現在地(2024年5月時点)」を整理しておきます。
これだけの巨大企業を同時並行で動かしている事実に、改めて驚かされます。
🚀 SpaceX(スペースX)
- マスクの役割:CEO(最高経営責任者)兼 CTO(最高技術責任者)
- 現状:未上場ながら、企業価値は約2,000億ドル(約31兆円)規模に到達しつつあります。主力ロケット「Falcon 9」の打ち上げ成功はもちろん、衛星通信網「Starlink」が収益の柱として急成長中。人類火星移住計画の要となる巨大ロケット「Starship」の開発も佳境を迎えています。
🚗 Tesla(テスラ)
- マスクの役割:CEO 兼 テクノキング(Technoking)
- 現状:2024年第1四半期の売上高は213億ドル(約3.3兆円)。EV市場の競争激化により一時的な減速は見られるものの、自動運転技術(FSD)やAIロボット「Optimus」への投資を加速させ、単なる自動車メーカーの枠を超えたテクノロジー企業へと進化を続けています。
✖️ X(旧Twitter)
- マスクの役割:オーナー、会長 兼 CTO
- 現状:2022年の買収後、大胆な改革を断行。広告収益の変動はあるものの、決済機能や動画配信を強化し、あらゆる機能を持つ「スーパーアプリ(Everything App)」への転換を急ピッチで進めています。
💳 PayPal(ペイパル)
- マスクの役割:共同創業者(現在は経営に関与せず)
- 現状:マスク氏のキャリアの原点。現在は完全に彼の手を離れていますが、ここでの成功体験(X.comとの合併など)が、現在の「X」構想や彼の経営哲学の基礎となっています。
気が狂いそうな「切迫感」がイノベーションを生む
本書を読んで特に衝撃を受けたのは、マスクの仕事に対する基準の高さと、圧倒的なスピード感です。
【イーロン・マスクの仕事の流儀】
- 「チームメンバーに愛してもらうことなど仕事ではない」
そんなものは100害あって一利なし。大事なのは勝つこと。しかも大きく勝つこと。 - 「あり得ない締め切りを設定する」
自らも会社に寝泊まりし、朝から晩まで働いて、何とか間に合わせるよう極限まで発破をかける。 - 「気が狂いそうな切迫感を持つ」
弱い心では業界に革新をもたらすことなどできない。
スペースXのロケット開発において、マスクが設定したスケジュールやコスト目標は、常識では考えられないものでした。
しかし、その「狂気的な切迫感」があったからこそ、業界で一番になることができたのです。
マスクの「アルゴリズム」5つの戒律
マスクが現場で徹底させている「アルゴリズム」と呼ばれる5つの戒律があります。
これは、あらゆるビジネスにおける業務改善の真髄とも言える内容です。
- 要件は全て疑え。(頭が良い人が決めた要件ほど危ない)
- 部品や工程はできる限り減らせ。
- シンプルにせよ。
- サイクルタイムを短くせよ。(加速せよ)
- 自動化せよ。
常に常識を疑い、シンプルにし、加速させる。
相手の感情を気にするよりも、ミッションを成功させることしか頭にない。
この徹底したマインドセットが、世界を変える原動力なのだと改めて認識しました。
スペースXも最初は「成果報酬」だった
そして、私が最も勇気づけられたエピソードがあります。
それは、マスクがスペースXでNASAに営業をかけた際、「成功報酬」の形式で受注しているという事実です。
実績のないベンチャー企業が、国家プロジェクトに関わる。
その突破口を開いたのは、「成功したら対価をもらう(失敗したらもらわない)」という、リスクを自社で背負う覚悟でした。
これは、私たちオルガロが提供している「完全成果報酬型営業支援」のモデルと全く同じ精神です。
リスクを背負い、リターンを叩き出す
成功報酬型のビジネスモデルで勝ち抜くには、常に自社で最大限のリスクを負い、圧倒的なリターン(成果)を叩き出すしかありません。
リターンは、依頼主に成果と成功をお届けできた時のみ、我々が享受できる。
素晴らしくシンプルなルールです。
あのイーロン・マスクですら、最初は成果報酬で道を切り拓いた。
ならば、私たちも寝ても覚めてもクライアントに成果をもたらすことだけを考えて行動する。
「成果が出なければ、成功しなければ、我々は存在できない」と、改めて胸に刻みました。
まとめ
低価格人材紹介事業も、未経験・ポテンシャル採用支援も同じです。
依頼いただいた企業様にとことん向き合い、限界まで挑戦して最高のコストパフォーマンスで採用を実現する。
転職希望者の市場価値を上げるために徹底的に向き合う。
マスクは世界一の富豪になっても、永遠のチャレンジャーであり続けています。
そのフロンティアスピリット(開拓者精神)を見習い、私も一生をかけて全事業に「本気・超本気」で取り組みます。