天国と地獄
先日、以前勤務してたヘッドハンティング会社の同期の先輩方とお酒を飲む機会があった。
当時の中途入社で僕と同じ入社時期の同期はもの凄くレベルが高かった。
若くして大手・ベンチャー問わず役職者につき、部下をマネージメントして成果も出して、
会社内での評価もかなり高い。
皆マインドも高く、行動力もある。その中では、僕が一番出来が悪く、入社当初相当苦労をしてた時に良く助けて頂いた。
同期の一人の先輩と酒を飲み交わしながら、今後の日本とか、人生観とかについて熱く話を
してる際に凄い勉強になった話を聴けた。これは先輩が大学時代に経営学を学んでた経緯もあり、たくさんの経営者の講演を聞いており、その中の1つの話との事。
先輩「天国と地獄ってどういう世界だか知ってる?」
僕「芥川龍之介の蜘蛛の糸では読んだことありますけど、イメージ湧かないですね」
先輩「地獄ってのは、でっかい鍋にうどんが入ってて、その鍋の周りには大勢の人が
箸を持って並んでる。皆一生懸命うどんを掬おうとしてるけど、皆必死なので、自分の事だけ
しか考えないので、周りの人とぶつかったり、邪魔したりして、結局誰もうどんを食べれない状況。これが地獄」
僕「なるほど。周りの事を考えず自分の事しか考えてない状況が地獄か」
先輩「じゃあ天国というと、でっかい鍋にうどんが入ってて周りの人々が隣の人々に
うどんを食べさせてあげる状況の事をいう。」
僕「なるほど。共存共栄ですね。」
自分の価値観・理念に共感してくれる人、自分が共感できる人。
そんな人達と常に時間を過ごしたら、幸せですよね。