パレートの法則

パレートの法則

最近、非常にパレートの法則を実感する事が多い。パレートの法則とは、グロスの大部分は、そのうちの一部分によって生み出しているという法則で、俗に8対2の法則とかと言われてる。

良く使われる例としては、会社の売り上げは全社員の2割の人達が作りだし、残り8割は2割の人達に養ってもらってるという類の話だ。会社によっては1対9のケースもある。

最近、このパレートの法則を特に20代において感じる事が多々有る。その前にまず現在の日本の現状はというと

こんな感じだ。

今現在日本の人口が約1億2700万人で、日本全体の労働人口が約6600万人。その内、25歳~34歳は1380万人位。日本全体の失業率が5,2%とか5.3%とかで、そのうち20代の失業率は7~8%とかなり高い。フリーターは170万人位。ニートは60万人位。今年の新卒内定率は60%。大卒者は大体55~60万人の間だろう。

全体の数時をざっと頭に入れておいて、パレートの法則について話をしたい。これは感覚値だが、特に僕含めて20代中盤から序盤のビジネスパーソンは完全に2極化している。常に貪欲に向上心を持って自己成長を図ってる者か、現状に不満を感じつつも一向に変化を起こせない人。

前者は凄まじく優秀だ。話をしてても、行動をしてても、目指してる所が違う。これは今年の新卒にも当てはまるらしい。今年の就職活動は厳しいので、優秀で無茶苦茶気合いが入ってる子達のみが採用されるだろう。

逆に後者は本当、このままなら日本は完全に終わるって感じる位、自分の人生について適当に生きてる気がしてならない。大体、年金とか老後の生活に必要なお金とか、生きていく上で必要なお金とかも全く解らない人も多い。

ご両親が無くなって、世話してくれる人が居なくなったらどうするの?って本気で心配になる人が多すぎる。

後は、仕事の不満言う人居るけど、大体その会社の上位10%に食わせてもらってるのに文句言う事自体が

信じられない。文句言うならもっと条件が良い会社行けばって思うけどね。採用されないと思うけど。

自分が無知だという事を知ってるから、私は賢いとかって確かソクラテスだか何かが言ってたのを、覚えてるけど

本当その通りです。

自戒の念もこめて、謙虚に真面目に、周りに感謝して、考えて、行動して、そして実績を出しましょう。

これまで日本は一億総中流とか言われてたが、もう僕ら世代からはこの言葉は当てはまらないだろう。