スタートアップの意味
アメリカの有名VCであるYコンビネーターの創業者ポール・グレアムの素晴らしいエッセーを読みましたので共有します。
僕が起業した2009年から丁度日本で起業ブームといいますか、スタートアップブームみたいな
流れが起きました。
しかしポールがいうスタートアップの定義とは急成長する事を目的としている会社を指し、新しく設立された会社を全部スタートアップと呼ぶわけではないとなってます。
とにかくスタートアップは成長を追求する事を忘れてはいけない会社という事です。
またポールはこうも言ってます。
スタートアップは、一般の企業とは全く異なるDNAを持つ。理髪店の創業者が、運と実力で店を大きくしたとしても、Googleとは同列に比較する事は出来ない。Googleは、成功する前から特別な会社なのだ。
本当に大きく成長する会社は、(a)大勢の人々が欲しがる商品を作り、(b)欲しい人全員に届けなければならない。
Yコンビネーターで良いとされるスタートアップの成長率は、週5%~7%。週に10%を達成することができれば、非常に好調。1%の成長だとしたら、何をやろうとしているのか判っていない証拠。
週次成長率 年間成長倍率
1% 1.7倍
2% 2.8倍
5% 12.6倍
7% 33.7倍
10% 142倍
その他全て必読です。
僕達の会社は創業期から3期をみると、毎週2%の成長率を遂げてる事になります。
うーーん。5%をめざしたい。けど年間成長率12倍か笑 これは半端無い。ただ最低でもここを目指さないとしょぼいって事だよな。
とにもかくにもスタートアップもベンチャーも会社が成長してないと、スタートアップやってるとか、ベンチャーやってるとか言うのも恥ずかしいって事ですね。
これで更に火がつきました。今までの僕達の会社は週2%の成長率。ポールグラハムから言わせればお前らスタートアップとかベンチャーだとか言ってるけど、何かしょぼくないかという事でしょう。調子のってスタートアップとか言うんだったら、せめて週次で5%出せよという感じでしょう。
じゃないと単なる新しく設立された会社って事になってしまいます。
先ずは最低5%を目指そう。それだけのサービスがあると思ってるし信じてる。やべーな。これは。5%か。当分は全員永遠に自転車操業ばりに走り続けるしか無いぞ。
ポール曰く、スタートアップが成功して、創業者が1億ドル(日本円で80億円)を稼ぐことができれば、その成功確率が1%でも、利益の期待値は100万ドル(約8000万円)となる。おそらく、十分に優秀で実行力のある創業メンバーであれば、1%以上の確率で成功するだろうと言ってます。
勿論僕はうちの会社なら1%以上の確率で成功すると思ってるし信じてる。1%以上の対価を取りにいく。
とにかく今のままだとポール・グレアムに、何してるか解ってなくは無いけど、良いって訳でも無い状況って言われるのがオチって事だね。
会社のみなさん。今日から業績は勿論、人間的にも、諸々最低週次5%以上の成長を目指して成し遂げましょう。