【熔ける 井川意高の懺悔録】を読んで

【熔ける 井川意高の懺悔録】を読んで

12月になりました。先月は営業支援事業部が創業以来過去最高の業績を叩き出しました。ただ全ては通過点にすぎません。引き続き営業支援という分野で弊社独自の強みを生かしてひたすら突き進んでいきたいと思います。マーケットは無限大。国内だけでも200~300万法人あります。その中で、決裁権者・キーマンに対しての直接交渉・商談設定のニーズは幾らでもあります。リスティング、SEO等インターネット広告でアプローチできない層が幾らでもあります。そして、我々のテレアポ手法・ノウハウはそうそう真似できる事でも・学べる事でもありません。これだけは、東大でも、ハーバードのMBAスクールでも学べません。そこに弊社の存在意義があります。引き続き走り続けます。

今週読んだ本はこれです。カジノにはまって106億8000万円を使いこんで、特別背任の実刑判決を受けた前大王製紙会長井川意高(いがわ もとたか)氏の本です。

 
熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録/双葉社

1,470
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・大王製紙の社長に就任した2008年頃からカジノに熱中。
・初めてのカジノで100万円で初めて最終的に2000万円で勝つというビギナーズラックを経験。

・マカオのカジノの仲介人(ジャンケット)になる人物と出会ってから本格的にカジノに熱中。

・シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズではカジノの1ゲームに最大約3900万掛けれる
マカオのカジノでは1ゲーム最大2000万程度が上限

・ジャンケットとはカジノとVIP客の間を取り持つエージェント。往復の飛行機の手配、スイートルームに安く泊まれるようにしたり、レストラン等の予約等マネージャーの様な仕事。ジャンケットの手数料は売上(客が負けたお金)の一部がカジノ側から支払われる。

ジャンケットが果たす最大の仕事は、客が負けた時の借金の手配。客の素性をしるジャンケットはカジノ側と交渉してお金を引っ張る。支払いは借りた日から30日以内。利息はゼロ。

・一回で4億程借りて全て使い切ってしまう事も。300万が7億、150万が20億に勝って膨らむ経験が忘れられず結果最終的には億単位の借金を繰り返し膨らます。毎週金曜日の夜にマカオに行ってひたすら食事も睡眠も取らずカジノ。

・大王製紙の連結子会社7社から合計106億7000万の無担保で借入。子会社の役員に電話をして、「個人的に運用してる事業がある。至急数億円の貸付を頼む」というと、解りましたと言ってすぐに振り込み。

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本によると井川前会長はギャンブル以外は本当に真面目に仕事をしてたみたいです。仕事が終わったら毎日お酒と、それからギャンブルに狂ってしまいこの様な結果に(特別背任罪 実刑4年に)。

逮捕直前に精神科医に 【抑鬱状態・アルコール依存症・ギャンブル依存症】と診断されたとの事です。簡単に言うと仕事のプレッシャーとストレスと何かしらの遊び心に負けて、お酒とギャンブルにはまってしまったんですね。

仕事のプレッシャーとストレス・遊び心に対しては、月~土まで仕事して、日曜日は月曜日の仕事の為に準備する生活にして、仕事で成果を出す事のみがプレッシャー・ストレスを解消するライフスタイルに自分自身を設定するしかありませんね。それ以外に活路を見出しても破滅の道しか待ってない気がします。

明日からまたガンガン営業していきます。