『ゆるい職場-若者の不安の知られざる理由』古屋 星斗 (著)を読んで
4月になりました。今年の春から新入社員になった方々は、期待に胸を膨らませている所でしょうか。
僕が新入社員だった時も、期待に胸を膨らませていた気がします。
いや。期待に胸を膨らませていたというよりは、とにかく成長したい・優秀なビジネスパーソンになりたいという気持ちが強かった記憶があります。その為には何をすれば良いのかという事を、常に模索していた気がします。
さて最近この本を読みました。
『ゆるい職場-若者の不安の知られざる理由』古屋 星斗 (著)
タイトルが気になって読んでみましたが、面白かったです。
僕なりの解釈だと、大手の若手の方は、労働環境も良いし会社も上司も嫌いじゃないけど、成長できているか不安になって転職。
但し、昭和のサラリーマンみたいに業務に関係ない所で頑張りたくはなく、仕事の業務のみに負荷をかけてスキルアップできる環境を求めている。
環境だけ整えても、若手の方にとって将来の市場価値向上に実感がないと辞めてしまいます。
会社は如何に成長できるか、市場価値を上げられるかを働き手に訴える時代ですね。
やる気がある・成長意欲が高い若手の方にとっては素晴らしい時代になりそうですね。大手企業でもベンチャー企業でも、やる気がある・成長意欲が高い若手の方は、超貴重な存在になっていくでしょう。ただでさえ人口が減っている現状です。
以下、本の中で気になった点を抜粋してみます。
リサーチ対象は1000人以上の大企業の3年目までの社員さん。
- ●今の若い人達は、会社のことはゆるくて好きだが、キャリアは不安なので退職を考えている。
- ●不満型転職から不安型転職
- ●1000人以上の大手企業の新卒1〜3年目の調査だと、週の労働時間は44.4時間。過去に比べて減っている。上司から叱責された事ない
- ●仕事における成長実感は、仕事の質的負荷。自律支援的な職場環境
- ●負荷は無いが成長もない緩い職場は不安に
- ●関係負荷が少なく、質的負荷が高い職場を希望
対策
- ●若手のみの横の関係で育てる
- ●自律的な若手ほど辞めるので、不安をマネージメントする姿勢が重要
- ●社外との関わりをつくる
僕は新卒入社した上場企業を1年務めた後に直ぐに転職しました。この転職で僕の人生は結果的に起業に向かってまっしぐらの状態になります。
人生が180度変わりました。ぼくが新入社員の時から、常に望んでいた20代のビジネスマン人生を、最速で駆け抜ける事が、この転職がきっかけで自分なりには味わえたと思うと、人生は本当に面白いです。
転職してから全く結果が出ず、かなり厳しい状況になった事もありました。苦労もしました。周りのレベルの高さについていくのが必死でした。
大変ではありましたが、確実に自分は成長している実感がありました。言わば、毎日スポーツでいうレベルの高い実践型のトレーニングを、業務としてひたすら行っていたからです。
僕の場合もそうですが、転職は誰にとっても人生最大の決断の1つにはなります。弊社で手掛けるポテンシャル採用・未経験からの転職支援事業では、そんな人生を変えたい選択をしたい方達と、ポテンシャルを最大限評価して採用する会社さんとのマッチングを、これからも僕が考える理想の形で、思いっきり支援したいと思っています。
【参考動画】
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引き続き株式会社オルガロをよろしくお願い致します。成果報酬の営業代行・決裁者紹介による営業支援事業も低価格人材紹介事業・未経験者の転職支援・転職エージェント事業も、三方よしの理念の下、しっかりお客様に提供させて頂きます。
最後に
新入社員の皆様。入社おめでとうございます。本当の安定とはいつどんな時代でも、今の会社からもどの会社からも、「弊社で是非働いて欲しい」と言われて、結果を出せる状態を安定というと思います。このブログを読んで頂いている皆さまが、安定を掴み人生に幸あれ。
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