勝つではなく、負けない。FC町田ゼルビア黒田剛監督に学ぶ「負けない組織」の作り方
昨年購入して、直近改めて読み返した一冊があります。
FC町田ゼルビアをJ1昇格・優勝争いへと導いた名将、黒田剛監督の著書『勝つ、ではなく、負けない。』です。
読み返すたびに思いますが、ここにはサッカーの戦術だけでなく、中小企業の経営や組織づくりにも通じる数多くの教訓が詰まっていました。
今回は、この書籍から得た学びと、私たちオルガロの事業である「成果報酬型営業支援」との共通点について書きたいと思います。
黒田監督が説く、頂点に辿り着く3つの要素:思考・実践・習慣
黒田監督は、チームを勝利に導くために必要な要素として、以下の3つを挙げています。
- 【思考】:明確な目標を設定し、戦略を練る。
- 【実践】:計画を実行に移し、PDCAサイクルを回す。
- 【習慣】:良い習慣を継続し、組織文化として定着させる。
これは、ビジネスや中小企業の成長プロセスそのものです。
特に印象的だったのは、目標設定に対する考え方です。
「高い目標を掲げることで、いつも『不安で心配していたい』。慢心や満足しない自分、そんな『日常』を求めているのかもしれない」
常に高みを目指し、現状に満足せず、良い意味での危機感を持ち続ける姿勢。これこそが、組織を成長させる原動力なのだと痛感しました。

「負ける原因」となるマイナス因子を徹底的に排除する
本書のタイトルにもある通り、黒田監督の哲学の根幹は「勝つこと」よりも「負けないこと」にあります。
どういうことかと言うと、チームの勝利を阻害する「マイナス因子」を徹底的に排除するということです。
書籍の中には、このような厳しい言葉もありました。
「チームの勝利にマイナスの要因となる選手は、チームとして絶対に許さない」
これは会社組織においても同様ではないでしょうか。
組織全体の目標達成を阻害する要因(ボトルネック、非効率な業務、意識のズレなど)を特定し、それを一つひとつ排除していくこと。
派手な「勝ち(ホームラン)」を狙う前に、まずは「負け(失点・ミス)」につながる穴を塞ぐ。
この徹底したリスク管理と基盤づくりこそが、常勝軍団を作る秘訣なのだと感じます。
オルガロの営業支援に通じる「負けない戦略」
実は、この考え方は私たち株式会社オルガロの事業とも深くリンクしています。
私たちが提供している「完全成果報酬型営業支援」や「成果報酬型営業代行」においても、最初に行うのはクライアント企業の営業活動における「マイナス要因」の把握と排除です。
- なぜアポイントが取れないのか?
- なぜ商談で失注してしまうのか?
- どのプロセスにボトルネックがあるのか?
こうした「勝てない原因(負ける要因)」を徹底的に分析し、排除することで、必然的に「成果」が出る体制を構築します。
「勝つ」ことは相手(競合や市場)があることなのでコントロールしきれない部分もありますが、「負けない(自滅しない、機会損失を出さない)」ことは自分たちの努力でコントロールできます。
FC町田ゼルビアの快進撃に刺激を受けつつ、私たちもお客様のビジネスにおいて「負けない強い営業組織」を作るサポートを全力で続けてまいります。