未経験転職・ポテンシャル採用ノウハウ⑱ どんな転職先がいい?

◆「未経験可」で検索すると、行き止まりになる
日々の業務に追われ、黙々と進めるだけでやりがいが感じられない。なんとなく毎日が過ぎていく。年齢のことを考えると、未経験から動けるのは今しかない。こうした思いで相談に来られる方は、たくさんいらっしゃいます。
そして多くの方が、転職サイトで「未経験可」「経験不問」「学歴不問」というキーワードから探し始めます。ところが、ここで手が止まります。
◆求人票のキーワードが実際に示していること
未経験募集の求人は、長期にわたるキャリア形成を前提としているため、若年層を対象としたものが中心になります。件数も多くはありません。結果として、条件で絞り込むほど選択肢が減っていきます。
そもそも「未経験可」は、企業が誰でもいいと言っているわけではありません。この職種の経験は問わないが、別の何かは見ている、という意味です。その「別の何か」が求人票に書かれることはあまりありません。ここが、キーワード検索では届かない部分です。
◆「やりたいこと」ではなく「できること」から出発する
やりたいことが分からない、けれど新しいことに挑戦したい。この状態のときは、順番を変えると進みます。
まず、自分が「できること」を書き出す。次に、その延長線上でどんな自分になりたいかを考える。そして、自分ができることの中から、やりたいことにつながる場所を探す。
やりたいことを先に決めて、それができる求人を探すやり方は、選択肢が一気に狭くなります。できることから出発すると、自分では思いつかなかった職種が候補に入ってきます。
◆やりたいことは、動き始めてから見つかることが多い
面談していて実感するのは、最初から明確なやりたいことを持っている人のほうが少数だということです。多くの方は、いくつかの会社の話を聞くなかで、自分が何に反応するのかに気づいていきます。
先に答えを出そうとして止まってしまうより、材料を集めながら考えるほうが早い。求人を見ることは、応募することとは違います。
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