未経験転職・ポテンシャル採用ノウハウ⑰ 丁寧さを心がける

◆丁寧さは、気持ちではなく形から始められる
物事は形から入る、という言い方があります。これは手を抜くための言葉ではなく、大切に扱う気持ちを習慣にするための順序です。
お客様、上司、先輩、同僚。関わるすべての人への気持ちを、まずは形式としての「礼」を徹底するところから始める。丁寧な気持ちを持とうと念じるより、丁寧な行動をとるほうが、はるかに早く身につきます。
◆具体的には、この三つから
ひとつめは、返信の速さです。すぐに答えが出せない用件でも、受け取ったことだけは早く返す。相手が待っている時間を短くするだけで、丁寧さは伝わります。
ふたつめは、宛名と敬称です。社名の略記、氏名の変換ミス、役職の取り違え。どれも一秒確認すれば防げるもので、防げるはずのものを間違えるから印象に残ります。
みっつめは、置き場所を整えることです。デスク、共有フォルダ、提出書類。自分以外の誰かが次に触るものを、探さずに済む状態で渡す。これも丁寧さの一種です。
◆選考では、どこに出るか
丁寧さは面接の受け答えより先に、日程調整のメールや書類の体裁に出ます。採用担当は、そこを人柄の情報として読みます。
未経験からの転職では、実績で差がつけにくいぶん、こうした部分の比重が上がります。経験の不足を補えるのは、一緒に働く姿が想像できるかどうかです。
◆意識を変えるより、行動を変えるほうが早い
丁寧な行動をとっていると、意識のほうが後からついてきます。相手に与える印象も変わりますし、自分自身のものの見方も変わっていきます。小さな一歩ですが、確実に効く一歩です。
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