未経験からの転職・ポテンシャルで内定・自分がやりたい事の把握

未経験転職・ポテンシャル採用ノウハウ⑥ 自分がやりたい事

「自分がやりたいこと」が解らない

転職を考える多くの人は、「何となく新しいことをしたい・チャレンジしたい・環境を変えたい」という気持ちを持っています。

「やりたいこと」が解らない

特に20代の方に対して、あなたの将来やりたいことは何ですか?と質問をすると、「マーケティングがしたい」「IT業界で働きたい」などと、職種や業界などをフレーズで述べる方が多いです。

職種・業界よりも、そこで成し遂げたい事。
例えば、
「ワークライフバランスを大事にしたいから、土日休みで働きたい」
「将来市場価値が高いビジネスマンになる為にスキルを身に着けたい」

など、あなたの理想とする自分の状態・状況があるはずです。

企業理念やカルチャー、待遇を含めて「どんな自分になりたいのか」という視点で考えれば、本当に自分が「やりたいこと・成し遂げたい事」が見えてきます。

興味があるから「志望」のリスク

不動産の営業をしていたAさんの事例を紹介します。

弊社は、主にITの営業職の求人をAさんに紹介しました。

Aさんは、「ITに興味がない」という理由で、応募を断っておりました。Aさんは飲食業に興味があり、「飲食店を経営したい」という夢を持っていて、ポテンシャル・未経験での飲食業界の求人に挑戦していたのです。

ただ、飲食業で働くとなると、将来飲食店を開く為にも、お金の問題・労働時間の問題と相当な覚悟を求められるために、面接をしていくうちに、これが本当に自分がやりたい事なのかと考えこむようになります。

視点を変えれば、仕事の違う側面が見えてくる

弊社では再度、AさんにIT業界の営業職の求人を「この業界と会社は、これからどんどん市場も伸びているし、クライアントも増えている。新しい市場を作っていく仕事です。またスキル・生産性を高めれば、場所等を選ばずに自分のペースで仕事ができるし、スキルが付けば、ワークライフバランスがとりやすい。副業も容認する会社も増えてきてるので、選択肢が広がる」と、ご案内しました。

業務や職種だけではなく、「将来どういう状態・スキルが身につくか・働き方になるか」という視点でご案内しました。

最終的にAさんは、「市場が伸びてる会社で仕事をする事によって自分のスキルを高め、将来起業もできる選択肢を身に着ける事ができる」とポテンシャル採用・未経験での応募を決め無事入社されました。正にポテンシャル採用・未経験での転職を成功されました。