未経験転職・ポテンシャル採用のノウハウ③ 科学的な適職
今回はこちらの本からポイントを纏めてみました。『科学的な適職』・・ クロスメディア・パブリッシング 著者 鈴木 祐さん
ポテンシャル採用・未経験からの転職活動をされる方には是非一度読んで頂きたいと思います。
要点をまとめてみました。
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多くの職業研究によれば、自分の好きな事を仕事にしようがしまいが最終的な幸福感は変わらない。
その仕事に情熱が持てるかどうかは、あなたが人生で注いだリソースの量に比例する。
真の転職・天職は『なんとなくやってみたら楽しくなってきた』から見つかる。情熱は後からついてくる。
お金を稼ぐよりも人間関係や健康の改善にリソースを注ぐ方が効果は大きい。仲が良いパートナーとの結婚から得られる幸福度の上昇率は収入アップから得られる幸福より約7倍高い。
慢性的なストレスもNGだが楽な仕事は死亡率を2倍に高める。
殆どの人生の選択において、直感的に考えるよりも論理的に考える人の方が人生の満足度が高く、日常のストレスも低い。直感で考える人の人生は自己正当化に終わる。適職選びを謝ってしまう大きな原因は『視野搾狭』特定の選択肢にのみ意識が向かい、それ以外の未来の可能性に頭が行かなくってしまう状態
仕事の幸福度を決める7つのポイント
➀自由・・その仕事に裁量権はあるか ②達成・・仕事のフィードバックはどの様に得られるか ③焦点・・目標を達成して得られる利益に焦点を置くタイプ OR 目標を責任の一種としてとらえ、競争に負けないために働くタイプか。 ④明確・・人事評価・会社のビジョン・タスクの明確さ等 ⑤多様 仕事・プロジェクトの川上~川下まで関与できるか ⑥仲間・・ 仲良くなれそうな人がいるか ⑦貢献・・その仕事がどれくらい他人の生活に影響を与えられるか
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改めてポテンシャルでの採用・転職活動をしている方は勿論、それ以外の方でも是非詳細を読んで頂きたいです。
私が読んでも同意できてる点が多々ありました。私が就職活動をしていたときは、学生時代割と語学の勉強(語学スクールと留学も1年程行きました)に力を入れていた為、語学を使った仕事がしたいと思い、商社を中心に語学を使用してできる職種・企業を面接を受けました。しかし中々採用はされません。当時は語学を使って仕事をして、将来は何となく海外に行き来できれば楽しいだろうな・何となく格好良いな位という思考しかありませんでした。こんな考えでは高学歴の学生と比較されたら、ポテンシャル採用も何もありません。
結果的に私は誰よりもビジネスパーソンとして成長をしたい・自分のポテンシャルを最大限に伸ばしたいという思いに気がつき新卒で不動産会社に入社します。
そこで、更ならる急激な成長・ポテンシャルを思いっきり伸ばしたいと思い人材紹介・転職支援会社へ転職エージェント職として転職をします。
そして更に更に自分の最大限のポテンシャルを発揮して勝負したいと考え起業。
常に私は、自分自身が成長できる環境・自分のポテンシャルを最大限伸ばせる環境・人の人生に関わる仕事・若い年齢で携われる業務の幅・一緒に働く仲間・同僚等という観点から、仕事を選びました。今考えてもその選択肢でよかった。学生時代の思考で語学に拘り続けていたら、今頃全く違う人生を送っていたでしょう。
特に、若くてポテンシャルでの転職を希望されている方や、今までとは違った業種に飛び込みたい方等に関しては、一理ある考え方だと思います。勿論ご自身の直感で、これまでのご自身の価値観を中心に〇〇という仕事をしたいという考え方も尊重します。実際そのやりたい仕事が、上記で述べた7つのポイントとマッチしていればご自身の天職になるでしょう。
但し、選択肢を広げるためにも、ご自身が最初はあまり関心が無い・情報が無い業界・職種だとしても、上記7つのポイントで検討してみる事も良いかと思います。7つのポイントがあればどんな仕事でもやっていくうちに適職になる可能性があります。最後は採用してくれる会社との相性もあります。
日々勉強です。